ひっそり、こっそりと、稼働中。

鑑賞メモ、読書メモ、日常の彩りに思うことなど。

フニオチ。

自ら向こう岸へ渡ったひとの話を耳にする中で、フニオチないこと。

 

自らの生を力強く生き抜いたからこそ、自らを第一に考えたからこそ、自ら向こう岸へ渡ったのでは・・・と思う。

 

昔なら、そのひとを素敵だなと思ったことだろう。(今も、どちらかと言えば、そう思っている。惰性に抗う行為だもの。)けれど、今の私は、、、自らが向こう岸へ渡ることで大事な人が幸せになれるならば、という条件付きでのみ、そうするだろうという心境。自らの生を生きていないことになるのかも知れない。分からない。

 

大きな輪の中で、私がその言葉を発した時、問いを出したひとだけでなく、ほぼすべてのひとが唖然としている中で、貴方だけは、柔らかな笑みを浮かべて頷いていた。そして、自身の生い立ちから今の想いを語っていらしたのを耳にしたとき・・・その時の自分自身を思い返すと、私はしなやかな強さを体得していたのかと思ったけれど、、、よく分からない。

 

pufufu、ここは、誰にも知られていないから、ホントに完全な無防備の私かもしれないな。